すいもあまいも

即売会参加レポブログになりつつある

『FEEL SO GOOD 31』『Junction Box 4』に行ってきました

7月21日(月・祝)、ポップンオンリー音ゲー全般オンリーがともにTRC第二展示場1Fにて開催。開場前の待機列は、いつもならTRC外周フェンス内側の縁石に沿って形成されていたはずだけど、この日は第二展示場裏の搬入プラットフォームにそって形成されていた。次回以降もこれでお願いしますYOUさん。

初動は《Disharmony》。続いて《chicca》《ピクトパスカル!》《ALunch》《ブタミン》《にまめの木》《しゃち城》《PM321!》《Ca23So》などいつものサークル。最後に全サークルをひと通り眺めて、入場から1時間20分ほどで撤収。いつもながらのフィルソ&JBだった。

ただ、島中、それも島端でない場所にちょこちょこ列ができていて通路が詰まっていて、サークル配置はもうちょっと考えてもいいんじゃないのYOUさん、とは思った。外周のA列がケンジさんサークルで固まり気味だったので、その一部を島中に固めて配置して、列ができるサークルを外周に配置する、とか。プチオンリーあるのは分かるけどさ。うんぬん。

以下余談。自分の世代だと「音ゲー」と言えばゲーセンの音ゲー(特にコナミ音ゲー)の印象がおそらく強いと思うのだけど、最近はスマホアプリでも非コナミ音ゲーがたくさん出ているので、どこかの世代で「音ゲー」に対する認識も大きく変わってくるのかなあ、と思うなど。なお今回のJBでDeemo本を出していたサークルがあったということを私はイベント後に知った。なぜ全サークル巡回時に気づかなかったのだ……ぐぬぬ

入手した本の感想

『エンジェリックちくわパーティー』《にまめの木》

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フレーム&フローラとひなビタの物語二編。前編はしおんも交えたちくわギャグ。ボス曲キャラのイメージにより正当化される無駄にでかいスケールと、イメージと相反するように現れる俗世ワードのリミックスによる、勢いのあるギャグが心地良い。後編はまり花で未来ifシリアス。こちらはボス曲キャラらしい超越性により駆動されるストレートにシリアスなストーリーに心動かされる。まり花の時間経過とポップンの時間経過を重ねるような締めも秀逸。「でもポップンポップンだけどね」←まさに、まさに。

『はにかみおめかし』《ブタミン》

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お化粧がテーマのポップン女子本。背伸びしたいちびっ子から酸いも甘いも噛み分けたお姉様まで、そして好きな子にプレゼントを贈りたい男の子も加えて、キャラクターたちがそれぞれのお化粧アイテムにより幸せを得ていく模様が可愛らしくも心動かされる。特にヨシかごのパートが好き。プレゼントが受け入れられて報われる瞬間が最高に胸キュンである。

冒険の書』《在るか》

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2月フィルソの既刊。ファンタジー系キャラでギャグありシリアスあり。勇者ああああとさったん、さったんとロキ、ロキとカジカ。人間と魔族の一連の物語が物語的原典ではなくキャラ的原典から生まれていることを鑑みれば、いかにもポップン同人らしい一冊であると言えよう。ロキとカジカ=魔女と旅人という組み合わせはなるほどと言わざるを得ない。この異種族間の友情は美しい。

『あたしの王子様』《space☆girl》

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高校時代のリエさなの出会い。王子様に憧れるリエちゃんが駅でさなえちゃんに助けられ、まるで小説の中の王子様のみたい、と胸キュン。同じ小説を読んでいると知ってさらに胸キュン。女子女子しい出会い模様が可愛らしい。ファッション面でもセーラーリエちゃんとワンピさなえちゃんが実にキュート。目にも心にも幸福な一冊である。

『XXX in the box.』《Disharmony》

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リエちゃんショート三編。気取ったセリフがポンポンと飛び出てくる物語ゆえのこのタイトルだろうか。好きなストーリーは雷の日のレオリエ。怖がるリエちゃんの耳をふさぐのを手伝う→そのままキス、とかレオくん策士にも程があるでしょ……良いラブラブレオリエや……。

『無題』《chicca》

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変形本サークルが送る新作は舞台型の本。ポップンパーティーで舞台発表するリエさなのお話。スギレオに勇気をもらってトリの舞台に立つリエちゃんが初々しい。今回のフィルソでは良いネオアコ本がたくさん手に入り、自身のポップン同人の原点に回帰した感じがする。

ソーダアイス型名刺《chicca》

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変形本サークルは無料配布の名刺にもこだわりあり。何とソーダアイス型の名刺である。木の棒つきで二つ折りになった水色の紙を開けば、中からはイラスト入り名刺と、棒に「あたり」の文字があらわれる。夏らしい爽やかのある、遊び心にあふれたアイテムである。ちなみにこの「あたり」は本当にあたりくじで、名刺イラストの大きい版であるイラストポスカを頂いた。

音ゲー曲語りペーパー本』《PM321!》

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総勢45人が1人1ページ、即売会で配布されるペーパー感覚で音ゲー曲を語る一冊。コナミ音ゲー曲だけでなく、GROOVE COASTERやmaimaiやDJMAXの曲も登場する辺り、本に集った音ゲーマーの幅の広さを感じる。