コミックマーケット86(2014年夏コミ)2日目に行ってきました
2日目である8月16日(土)はジャンプ、東方、ヘタリア、漫画二次、創作(少女・JUNE・BL)の日。自分にとっては創作(少女)と4コマ二次創作の日。最高気温は31.2℃と前日より低く、また太陽が雲にときどき隠れていたので過ごしやすい日だった。東入り東行き、待機列8時頃到着の一般で参加した。この時間だと待機列形成は臨時駐車場になっていた。
入場は10時30分ごろ。初動は《beautiful dreamer》。続いて創作少女島をぐるりと全巡回。《ぽこぺん、ぽこぺん》《しおさいと》《Caramel Crunch》《ぴよぷー本舗》《マヌライフ》などのいつも行くサークルを押さえつつ、いつも行っているけど事前のチェックから漏れていた《どーる・HONOKA》《Naschkatze》《ノースポール.》《あずき》を確保。これだけ漏らしてると次回のために事後チェックした方がいいんじゃないかという気分になる。その後は西の4コマ二次創作島をぽつぽつ入手して、12時30分頃には撤収した。知人からは《はるかな谷から》という素敵な『信長の忍び』サークルがあることを伺ったのだけども、自分が行った頃には完売していた。次の機会があれば手に入れたい。
この日は東1⇔西1ショートカットの便利さを改めて感じた。数回前のコミケから使われてるように思うけど、通行量が多いようには見えなかったし、まだ認知度は低いのかな。カタログにも記載がないようだし、館内にも案内がなかったようだし。
入手した本の感想
『つくよみ』《どーる・HONOKA》【創作少女】☆
日本神話における月の神・「つくよみ」の日常を描いた豆本セット。箱を明けると豆本そのものと小道具の数々が目に飛び込んでくる。これら小道具は豆本の中の物語で描かれているものである。月の船を監視する「遠眼鏡」、岩場で育つ「月石」の種石、「月光」を集めてできた雫、日の神や星の神との遊戯に使用する「賽子」――つくよみの日常物語は幻想的でいてどこか軽妙な様が面白く、そして質量を伴って読み手に示される小道具が神話世界への浪漫を否応なくかき立てる。ひとつの世界観を巧みに作り上げる技と感性にぜひ触れられたし。