すいもあまいも

即売会参加レポブログになりつつある

『チャレンジャー!3』『ふぁーすと6』に行ってきました

9月23日(月・祝)、都産貿台東館にて。先に行こうと思っていた『チャレンジャー!3』が11時30分開場にも関わらず、当日目が覚めたのが12時前後。前日の昼に東京ゲームショウに行ったり、夜は飲み会したり、寝る前に目覚ましをかけていなかったらそりゃぐっすりで起きられないわな……。泊ってたのが上野と、台東館のある浅草とは地下鉄で10分圏内だったので、大きく出遅れずに済んだのが不幸中の幸い。

『チャレンジャー!3』はポケモンオンリーで、今回の規模は直接参加279サークル286スペース。5月に開催された前回第二回は「直接参加399スペース、委託参加5スペース」だったようなので、今回は前回比で約3割のスペース数減ということに。第一回と第二回の間が約8か月、第二回と今回の間が約4か月と、開催間隔の短さが響いたのかもしれない。会場の5階半面と4階全面には余裕を持って広々とサークルスペースが配置されていた。初動で《FPC》《chat perche》を回り、次いで《おこめとおあげ》などのよく行くサークル、そして最後に全巡回と、いつものパターンでお買い物。入場でも各サークルでも列がなくスムーズに回れた。

同じ台東館の7階で開催されていた『ふぁーすと6』はケモノオンリーで、偶然にもポケモンと相性がよく、いつもポケモンオンリーに参加している数サークルが今回はこちら側に参加していた。目当ての《Picaro》《BLACK FANG》《のら屋》を回り、後は全年齢エリアをぐるりと一巡して終了。会場の広さの差なのか何なのか分からないけど、チャレンジャー側よりも人口密度が高かったように感じた。あと、一般参加者の男女比がチャレンジャー側と見事に正反対で面白かった。

以下、入手した同人誌の感想を。いずれもチャレンジャー。

『紫苑にて』《FPC》☆

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ロケット団に母を殺されたカラカラとともに、レッドはポケモンタワーの最上階を目指す。悲しみを乗り越えて成長する子の強さと、彼を守り育てた母の強さを、カラカラ系のシンボルである骨を主軸に描く様は見事の一言。実直なメッセージ性とポケモン世界観の豊かさが高いレベルで融合した一冊。

『Synchronize』《38》

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スロットの景品だった二匹のイーブイ。約束を交わして別れ、エーフィとブラッキーに進化した二匹は衝撃の邂逅を果たす。ゲームコーナーを主軸としたシナリオは赤緑世代の心に強く響く。わざマシン、装備道具、そして色違いといった小道具が、ポケモン世界のリアリティを演出していて巧い。

『ふたばのふたり』《名残》

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ジュンヒカ四作品の再録+α。描き下ろしで表題作の『ふたばのふたり』は、幼なじみのジュンについていくばかりだったヒカリが少し大人になる話。旅先でのジュンの姿に刺激されて自らの意志を強く持つようになるヒカリのひたむきな姿、そして手を取り合って共闘する二人の姿は、まさに青春模様そのものであることよ。

『I like it!』《murmur》

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キョウヘイとBW御三家のショートストーリー。キレイ好きなツタージャ、食いしん坊なポカブ、努力家なミジュマルと、三者三様な御三家のそれぞれに対してそれぞれの愛を注ぐキョウヘイの姿、そしてその愛を受ける三匹の姿に和む。バトルからちょっと離れた日常ののどかなシーンもまたポケモンの世界である。